ニュース

<懸賞論文最終審査結果>
「健康寿命延伸」に関するアイデア募集
「健康寿命を伸ばすことについて」

投稿日:2020.08.18  |  更新日:2020.10.31

帝人株式会社(本社:大阪市北区)及びそのグループ会社であるNOMON株式会社(本社:東京都千代田区)は、プロダクティブ・エイジングの実現に向け、自らの“健康寿命延伸”のために普段から取り組んでいる方々を対象に、その取組み方、アイデアを懸賞論文という形で募集いたしました(募集期間:2020年6月8日~7月5日)。

多くの方にご応募いただきました。ありがとうございました。厳正なる審査を踏まえ、以下の結果となりましたことをお知らせします。

<懸賞論文最終審査結果>
1位 本間 大介さま(新潟万代病院)
2位 野村 哲哉さま(双峰エンタープライズ株式会社 代表取締役)
3位 三好 真寿美さま(日本若石マスターズ協会会員)
4位 Rima Singhさま(ASAWAREE)
特別賞 河野 亘さま(京都府歯科医師会)

今回ご応募頂いた皆さまからの論文には、健康寿命を延ばすことについて大変興味深い取組みやアイデアが数多くございました。
また機会を見てこうした取り組みを継続していきたいと考えております。皆さまにおかれましても、健康寿命を延ばすことに関する探究心を継続して頂きますと幸いです。

なお、1位から3位までの受賞者については、11月20日に東京で開催いたします プロダクティブ・エイジング コンソーシアム国際シンポジウム https://productiveaging.jp/news/4.htmlの中で、発表する機会(ショートスピーチ)がございます。
新型コロナの感染リスクが懸念される状況のため、感染対策として、会場への参加人数を制限する代わりに、オンラインでの配信を予定しております(参加無料)。
詳細については、プロダクティブ・エイジング コンソーシアムHPやNOMON HPにて今後お知らせしていく予定です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

「健康寿命延伸」に関するアイデア募集「健康寿命を伸ばすことについて」受賞者論文概要

第1位 
本間 大介、新潟万代病院
プレフレイル群のバランス機能を解明し,バランス機能と関連する身体機能項目を検討した。プレフレイル群はバランス機能が低下しており、より早期から予防を目的とした介入が必要である。下肢筋量および筋機能に着目した介入が有効な可能性が示された。

第2位 
野村 哲哉、双峰エンタープライズ株式会社 代表取締役 
いまや人間の眼の能力をはるかにしのぐ性能をもつイメージセンサーを運動解析、検査、培養、計数など様々な測定に活用し、AI技術と合わせて身体の健康状態の診断・検査精度向上や創薬・バイオ技術開発の高効率化に貢献する技術を提供する。

第3位 
三好 真寿美、日本若石マスターズ協会会員
歩くこと、足のケア(リフレクソロジー)により、足からの健康を目指しています。ケアは、反射区と呼ばれる、身体の臓器や器官の状態が反映されている足の部分を、道具や手を使い、押したりスライドさせたりして行います。これまでの記録と共にまとめました。

第4位 
Rima Singh、ASAWAREE
この論文では、健康に関する「グルバニ」の重要性に焦点を当てる。また、字義としては「不死者」を意味する、ニハン(Nihang)またはアカリ(Akali)と呼ばれるシーク教徒のセクト(宗派)のコミュニティにおける実例、また、プロダクティブな生活を送るために役立つシーク教の習慣にも言及する。

特別賞 
河野 亘、京都府歯科医師会
認知症患者においても健康寿命を延ばす権利はあり、人生100年時代を家族とともに過ごすために、認知症患者の食支援・口腔ケアに対して、日本語オノマトペが日常的・効果的に使われていることを脳科学・言語学的側面から解明する。


プロダクティブ・エイジング パブリックコンサルテーション事務局 (NOMON株式会社内)
Tel:050-1745-6028
メール:contact@productiveaging.jp
HP:www.productiveaging.jp