わさびスルフォラファンの
効能について
激しい運動時の酸化ストレス軽減、シミやそばかすを改善する美肌効果、膝関節の痛みを和らげる抗炎症作用が認められています。また、血小板凝集抑制作用も確認されていて、血行の改善効果なども期待されています。(※1)
※1 金印わさび機能性研究所「ワサビスルフィニル®の機能性」
http://www.wasabi-labo.jp/sulfinyl/function/
わさびスルフォラファンの様々な外的ストレス、脳神経細胞に対する効果

※ 図は臨床・非臨床データを元にわさびスルフォラファンの期待される効果を図示したものであり、
わさびスルフォラファンの実際のヒトにおける効果を謳うものではありません
動脈硬化や癌、生活習慣病を誘発する原因になる活性酸素は、様々な細胞・組織の機能低下を引き起こします。その発生を防ぐという意味で、わさびスルフォラファンは老化抑制をサポートするといえます。また、抗老化という点でもわさびスルフォラファンに期待できるのは高い抗酸化作用だけではなく、アルツハイマー病モデルマウスにおける認知機能の障害を抑制することも報告されてます。(※2)
※2 Molecular and Cellular Biology, 27 Feb 2020, 40(6)
本わさびについて
本わさびは、学名:ワサビアジャポニカマツム(Wasabia japonica Matsumu.)といい、深山の清い小川に生える日本原産のアブラナ科植物です。本わさびは健康に良いとされる野菜ですが辛味も非常に強く、一度に大量に食べることができません。一般的に食されている常温のチューブタイプわさびの場合も、長期保存のための副原料などが多く含まれており、希少成分であるわさびスルフォラファンをほとんど摂ることができません。日本原産の植物で、飛鳥時代には滋養源として利用されていたといわれており、また、寿司や刺身に薬味として添えられるのは、本わさびに消毒効果や抗菌効果(※3)があるためだといわれています。また一方で、本わさびは高い有用性を期待されて様々な試験が行われています。

活性酸素と抗酸化とは

SOD:Superoxide dismutase Blood 1990 76 : 835-841

わさびスルフォラファンの
抗酸化作用
ポリフェノールなど通常の抗酸化物質は活性酸素に直接働きかけてこれを除去しますが、本わさびに含まれるわさびスルフォラファンの抗酸化作用は全くアプローチが異なり、そもそもの活性酸素を発生させないよう細胞自体に働きかけるのです。つまり細胞そのものの抗酸化能力を高めてくれます。実際、マウスを使ったある実験では活性酸素の発生を48%抑制しており、実際にラット細胞にわさびスルフォラファンを1度添加すると、酸化ストレスによる障害から細胞を守るタンパク質の発現が24時間上昇することも確認されています。
また、細胞を守るというプロセスにおいて重要な役割を担っているものに、NRF2というものがあります。NRF2は活性酸素などによる酸化ストレスによって活性化し、細胞を保護する働きがあります。近年、このNRF2を欠くと環境などの外的ストレスに対して弱くなるばかりか、活性酸素など内的ストレスの影響も受けやすくなることがわかってきています。そして、このNRF2を効果的に活性化するのがわさびスルフォラファンを含有する『わさびスルフィニル®』であることがマウスを用いた実験で、すでに確認されているのです。

※ 図は臨床・非臨床データを元にわさびスルフォラファンの期待される効果を図示したものであり、
わさびスルフォラファンの実際のヒトにおける効果を謳うものではありません